超絶貧脚夫婦の石割山登山【足プルプル】無病息災のパワースポット!【心拍数崩壊】

ポテチとコーラで育った体のマスオとケーキとコーヒーで作られた妻
社会人になってから運動なんてしたことがない脱楽夫婦です。
どっちが言い出したか覚えてないが山登りを始めてみようなんて正気の沙汰ではない
そもそもデブのマスオが登山するなんてリスクだらけですからw

石割山

山梨県南都留郡山中湖村・同忍野村、都留市の境界にある標高1412 mの山。道志山塊の山であり、北は御正体山、西は二十曲峠を経て杓子山へと連なる。山頂東側八合目の石割神社には割れ目のはいった大岩があり、山名の由来となっている。山頂からは富士山を正面にして左下に山中湖、右に遠く南アルプスまでの展望が広がります。 ウィキペディア

私たちは石割神社の駐車場に車を止め石割山ハイキングコースを進みます。
赤い鳥居を抜けると長い長い階段が見えてきます。
これがかなりの角度でマスオはここで心が折れましたw
普段エレベーターかエスカレーター使用のマスオにとって
こんな階段上ったことありませんw
「来るんじゃなかった」と弱音を吐きそうになるマスオ

階段きついです
心拍数がヤバイです
心臓が限界を超えそうです
大腿四頭筋が破裂しそうです
デブのマスオと違って妻は笑顔で登っています
体重差半分以下のためマスオより負担が少ないのでしょう
今日1回目の「痩せたい」と思いましたw

富士見平

階段の上りの消費カロリーをアプリで計算してみると
マスオは306㎉(ごはん2.5膳分)
「えっ!」
これだけ辛い思いして、滝のような汗を流したのに
現実に心砕かれました!

階段を登りきると東屋があり最初の休憩です
朝ごはんを食べていなかったのでコンビニのおにぎりを2個食べる
階段で消費したカロリーを全部補充してしまった!
あんなに辛い思いをしてもおにぎり2個でチャラですよw
痩せる事へのハードルの高さを思い知る

階段を登り切った後はご褒美のなだらかな道
心の安らぎを感じるマスオですが体は正直で
乳酸のたまった足は思うように動きません
それでもハイキングコースを楽しむ余裕が出てきました
この後登山の恐ろしさを知るとは知らずに・・・。

登山をスタートしたときはガスだらけの石割山も
見上げれば空はきれいな青空でした。

急登もなく緑を楽しみながら歩くことができるので
階段後のリフレッシュにはちょうど良かったです

周りにはきれいな花が所々に咲いています
帰ってから調べて(@ ̄□ ̄@;)!!
トリカブト!
日本三大毒草の一つ
いまだ解毒方法が分からない毒草
触らなくて良かった
山に入ったらきれいでも美味しそうでも知らない植物は
触らないほうがいいですね

緩やかな坂道の先に出てきたのは立派な大木
「桂御神木」というそうです
霊山石割山の標高1300mの高地に自生する桂の巨樹は
日本でも非常に珍しく地元の民から御神木として崇められている
この神木の後ろにはお釜岩という釜の形をした水の湧出る岩があり
百数十キロメートルに及ぶ相模川の源流である

ここまで来たら石割神社はすぐそこです。
やっと山頂だと思ったら8合目でしたw

ここが有名な石割神社
昔は女人禁制だったそうです!!
右に見える大きな岩の割れ目を3回時計回りに
通り抜けると御利益があるそうです
幅60センチの割れ目
デブのマスオは横向きにお尻とお腹を岩に擦りながら
通り抜けるw
あと2回通り抜ければ開運のご利益を授かることができると
自分に言い聞かせても体が言うことを聞きません
割れ目を通るためにはちょっとした階段を上る必要があります
ほんの数段なのに脳が拒否して体が動かないのです
これが普段運動しないデブの現実です


ベンチに座り休んでいるマスオの前で妻は3回割れ目を通り抜けました
しかも横向きにならず正面突破!
今日2回目の「痩せたい」と思いましたw

山頂

30分ほど休憩して再スタートです
石割神社から直線で100mの距離を200m歩いて山頂目指します


そしてここからが本当の登山道?
ひと一人通れるほどの狭い道になったり
背丈ほどの笹の中を歩いたり木の根がむき出しになった道を
歩いたりで階段で消費したマスオの体は悲鳴をあげています( TДT)
一般道なら200mなんて2分強で歩ける距離なのに
登山道になるとなんでこんなに時間がかかるんだ


「つらい」
「やめたい」
「かえりたい」
何度も襲う弱音
20数年間ここまで自分と闘ったことがないマスオ
昭和生まれのマスオは叩き込まれた精神論を呼び起こし
山頂にたどり着くことができました!
一番嫌いだった精神論に救われました
「ファイト~、イッパ~ツ」熱いCMを思い出しながらw

山頂からの眺めは山中湖と富士山が目の前に広がる絶景!
11月と1月の2日間はここから沈む夕日のダイヤモンド富士を
見ることができるそうです
山頂に雲がかかってますがやっぱり富士山は日本を代表する「山」って
感じですね
山頂にはベンチがないので休憩するときは地べたに直接座る感じになります
敷物を用意してくると良いですね

名前はわかりませんがたくさん咲いていた花

30分ほど山頂を堪能したので次に目指す平尾山へ向かって歩き出す
平尾山は石割山より低いのでほぼ下り
すぐそこまで来ていた体力の限界への不安が無くなったと思ったら
歩いて数歩で地獄のどん底へ突き落された!
「登山は試練の繰り返しだ」心の叫びが悲鳴に変わる

ロープを頼りに水の流れで削られたであろう道を
下らなければいけないのです。
急登終わって急坂
また体力だけが削られていく( TДT)

この下りが永遠とつづく
終わったその先は獣ゾーン
猪が土を掘り返した跡が続くほぼ平坦な道
山でイノシシに会いたくない
猪突猛進
狙われたら最後
逃げても追いかけてきたら奴らの脚力には絶対勝てない
相手は熊じゃないのに妻と大声でしゃべりながら歩くw
獣のテリトリーに侵入した人間なんだと実感
食べる側が襲われる側になる恐怖を感じながら
通り抜けた先はススキに囲まれた平尾山山頂に到着

平尾山

石割山から平尾山まで縦走した脱楽夫婦
初めての山頂到達から2つ目の山頂も頂くw
初心者ハイカー超貧脚夫婦の偉業達成!

個人的には石割山より平尾山のほうが好きかもしない
それは休憩できる木製のベンチがあり正面に富士山を見ながら
休憩ができるからですw
そしてさらに富士山が近くに見えるのもいい感じです

グラス系の植物大好きマスオには最高のスポットでした
さてここまでコースタイムをだいぶオーバーしているので
大平山まで行くのはやめて少し戻ってきた道とは別ルートで下山します。
残りは下りのみ
出発進行!

下山

歩きやすい下り道
帰りは楽できそうと思ったその時
目の前に現れたのは急な坂道に木で作られた階段
ここにきて最後まで体力を奪っていくのかこの山は
膝を曲げる角度が大きくなるほど大腿四頭筋に負荷がかかり
上りと違って下りは体重を支えなければいけない
足がプルプルし始めた
腿がつりそうで痛くなってきた
水分を補給すると痛みが無くなる
こまめに補水しながら下りていく

こんなにつらいのはマスオだけかなと妻を見ると
結構限界にきている様子の妻
ちょっと優越感に浸る性格の悪いマスオ
笑顔になるw

どうやら妻は下りが苦手らしい

上りで登山者に抜かされ
下りで登山者に抜かされ
貧脚ということを認識した登山でした
何度も「痩せたい」と思う山行でしたが
消費したカロリーは下山後の飲食ですべて取り戻しましたw

感想

今回石割山を選んだのは妻の職場の同僚のおすすめだったから
初心者なら「石割山だよ」って
富士山を見ながら楽しめて近くには石割の湯があるから
下山後は温泉で疲れを癒せると
登山コースも危険個所がなく安全に登れるからと
ところが温泉は定休日という結果にw
それでも汗を流し今の自分の体力を知り
これから何をするべきか知った初山行
妻と上る楽しさも知り老後に向けて体力づくりするのに最高
子育て卒業の夫婦に一緒に楽しめる趣味ができました

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