岩手県平泉|世界遺産の中尊寺|有名な金色堂を見たくて観光してきた【脱楽夫婦の旅】

今回の脱楽夫婦は
なんと岩手県まで行ってきました!
目的地は岩手県平泉
走行距離片道約450㎞
途中何度も休憩をしながらやっとの思いで着いた
岩手県の世界遺産|中尊寺
広大な敷地と管理の行き届いた素晴らしい所でした!
なぜ?いつから?どうして?と言いたいぐらい
歴史にも歴史的建造物にも興味がなかった私たちが
今やマイブームとなっている社寺巡り
学生の時に歴史をしっかり学べばよかったなぁと
反省しながら楽しんでいますw

中尊寺

岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202にある天台宗東北大本山の寺院。本尊は釈迦如来。12世紀初頭、奥州藤原氏の初代・藤原清衡が釈迦如来と多宝如来を安置する「多宝寺」を建立したのが中尊寺の創建と見られる。

奥州藤原氏滅亡後、仏堂の多くが失われましたが、金色堂、経蔵、金色堂覆堂など
6件の国宝・重要文化財建造物のほか、全盛期の遺跡が良好な状態で保存されています。
世界遺産委員会は、「重厚に金箔を押した中尊寺金色堂は、
12世紀から残る唯一のものであり、奥州藤原氏の巨大な富を反映している。」とし高く評価されました。

中尊寺を巡る

月見坂

中尊寺は標高130メートルほどの東西に長い丘陵に位置しているので月見坂と呼ばれる坂をのぼりながら本堂へ向かいます。参道ののぼり初めに樹齢300年を数えようかという幾本もの老杉が参拝客を迎えます。老杉は江戸時代に伊達藩によって植樹されたそうです。

弁慶堂

表参道沿いには諸堂が点在しますがほとんどが江戸時代中期以降に再建・移築されたものです。弁慶堂は文政10年(1827)の建立でご本尊は勝軍地蔵。古くは愛宕堂と称していましたが、義経・弁慶の木像を安置し明治以降は弁慶堂と呼ばれるようになりました。

薬師堂

1885年の改築で本尊の薬師如来。日光・月光菩薩と十二神将を安置し和歌山県の熊野より飛来したいと伝えられる熊野権現の御神体を並び祀っています。老朽化により2020年に再度改築されました。

本坊表門

本堂の前に建つ表門は薬医門と呼ばれる形式の門です。

本堂

中尊寺というのはこの山全体の総称であり、本寺である「中尊寺」と山内17ヶ院の支院(大寺の中にある小院)で構成される一山寺院です。本堂は一山の中心となる建物で、明治42年(1909)に再建されました。古くから伝わる法要儀式の多くはこの本堂で勤められます。

峯薬師堂

境内の別峯に建っていた峯薬師堂。度重なる野火にあい1689年に現在地に移されました。讃衡蔵に安置されている丈六の薬師如来はもとはこの堂の本尊でした。

大日堂

1802年の再建で、本尊は金剛界大日如来。前庭に建つ石造の宝篋印塔は1823年に造立されました。

旧鐘桜

康永二年(1343)金色堂別当頼栄の発願により鋳造された盤渉調の梵鐘。撞座は長い歳月にわたる打鐘により窪み今この鐘が撞かれることはめったにない。銘文には建武四年(1337)、山内の堂塔が火災により焼失した旨を刻し、奥州藤原氏以後の歴史を伝える貴重な資料でもある。径86㎝。

金色堂

中尊寺創建当初の姿を今に伝える唯一の建造物で天治元年(1124)に上棟されました。堂の内外に金箔を押した「皆金色」の阿弥陀堂です。孔雀がデザインされた中央の須弥壇の中には、奥州藤原氏の初代清衡、向かって左の壇に二代基衡、右の壇に三代秀衡の御遺体と四代泰衡の首級が安置されています。血筋の明らかな、親子四代の御遺体の存在は世界にもほかに例がありません。国宝建造物第1号『金色堂』は中尊寺をまた奥州藤原文化を象徴するものです。(国宝)※建物内の金色堂は撮影禁止です。

経蔵

 ご本尊騎師文殊菩薩(重文)と三方の経棚に納められていた紺紙金字一切経(国宝)は宝物館「讃衡蔵」に移され、新たな騎師文殊菩薩が安置されています。(重文)

大長寿院

高さは五丈(約15m)本尊は三丈(約9m)の金色の阿弥陀像。脇には丈六(約4.8m)の阿弥陀像九躰が安置されていたといわれます。1189年(文治5年)奥州征伐の折に二階大堂を見た源頼朝は鎌倉にこれを模した永福寺を建て奥州藤原氏と源義経の霊を弔いました。現在の本堂は、1863年(文久3年)の再建。本尊は胎蔵界大日如来。

能楽殿

古来、卯月初午の日に催行された中尊寺鎮守・白山神社の祭礼では中尊寺一山の僧侶によって「古実舞(古実式三番)」と「御神事能」が神前に奉納されてきました。現在も毎年5月4日・5日に古実式三番と神事能が中尊寺一山の僧侶によって勤められます。この能舞台は嘉永六年(1853)伊達藩によって再建されたもので、正統かつ本格的な規模と形式の能舞台として平成15年(2003)に国の重要文化財に指定されました。

感想

社寺巡り初心者の脱楽夫婦はこれだけ大規模な場所は初めてで感動の連続でした。境内の木々も色づき始めでこれから紅葉の本番を迎えます。きっときれいなんでしょうね。

外国人観光客も多いので朝一に訪れるとゆっくり楽しめそうです。

始めて見た金色堂はとにかく圧巻でした。約900年前に建てられたなんてビックリです。他にも多数の文化財がありとても1日では時間が足りません。近ければ通うこともできるのですが埼玉からではちょっと遠いかなw。来年も季節を変えて訪れたいと思えるほど最高でした!人生死ぬまでに1度は訪れて損なしです。

来年は建立900年特別展が東京国立博物館で2024年1月23日~2024年4月14日まで開催予定。国宝の仏像11体が一堂にそろうほか国宝級の工芸品も多数展示されます。

拝観について

参拝時間

境内通年開放

3月1日〜11月3日/8:30~17:00
11月4日〜2月末日/8:30~16:30

※10分前に拝観券発行を終了いたします。

拝観券

拝観券にて、讃衡蔵・金色堂・経蔵・旧覆堂を拝観いただけます。

区分個人30名以上(1割引)100名以上(2割引)
大人800円720円640円
高校生500円450円400円
中学生300円270円240円
小学生200円180円160円

【団体で拝観のお客さま】
団体割引は30人以上1割引、100人以上2割引。
【お身体の不自由なお客さま】
障がい者手帳をお持ちの方は、拝観券発行所に手帳を提示していただくことで料金が半額となります。

アクセス

駐車場

〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
TEL:0191-46-2211 FAX:0191-46-2216

駐車営業時間料金
第一駐車場
[本堂まで約850m]
平泉町平泉字衣関34-2
TEL:0191-46-2008
3~11月
8:30~17:00
12〜2月
8:30~16:30
年中無休
大型車:950円
マイクロ:800円
普通車:400円
自動二輪:50円
第二駐車場
[本堂まで約700m]
平泉町平泉字坂下29-9
TEL:0191-46-5178
3~11月
8:30~17:00
12〜2月
8:30~16:30
12〜3月
不定期休日有
大型車:950円
マイクロ:800円
普通車:400円
自動二輪:50円
坂の上駐車場
[本堂まで約240m]
普通車:500円


各種交通機関


JR東北新幹線
東京から一ノ関 2時間20分
仙台から一ノ関 32分
盛岡から一ノ関 43分
新花巻から一ノ関 30分
JR東北本線
一ノ関から平泉 9分
盛岡から平泉 1時間27分
花巻から平泉 47分
東北自動車道
浦和ICから平泉前沢IC 444.5km(約5時間)
仙台ICから平泉前沢IC 99.4km(約1時間10分)
盛岡ICから平泉前沢IC 80.3km(約50分)
空港
名古屋から花巻 1時間10分
名古屋から仙台 1時間5分
大阪から花巻 1時間20分
大阪から仙台 1時間10分
札幌から花巻 55分
小松から仙台 1時間


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